【東洋町】高知県№1のポンカン産地
2022.02.21
甘みが強く独特な香りの柑橘「ポンカン」の出荷が大詰めを迎えています。
高知県は、ポンカンの生産量が全国2位で、中でも県最東端の徳島県と接している東洋町は、県内の4割の生産量を占める一大産地です。
ポンカンは寒さに弱いため、寒波が来る前に収穫する必要があり、11月下旬から12月下旬に収穫の最盛期を迎えます。
収獲直後のポンカンは、見た目はとてもおいしそうですがまだ酸味が強いため、約一ヶ月間、倉庫で貯蔵し、温度と湿度を管理して、酸と糖のバランスを調整し、一番おいしい状態で出荷します。
東洋町は太平洋に面した自然豊かな温暖な地域で、ポンカンは海岸沿いの傾斜地を利用して栽培されています。
他にもナスやトマトなどの施設園芸も盛んです。
また、世界的なサーフィンスポット「生見サーフィンビーチ」があり、全国各地からたくさんのサーファーが訪れています。
令和2年8月には、もっとポンカンを振興していこうと、生産者の代表、行政、JA等からなる「東洋町ポンカン振興対策協議会」が発足しました。
この協議会のホームページでは、ポンカンの栽培方法について動画でわかりやすく紹介しているほか、就農したい人に向けた園地情報なども掲載されていますので、ぜひご覧ください。
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