高知県新規就農相談センター
【香南市】新規就農者 浅浦 良太さん(27才)
2022.03.31
香南市香我美地区で、2021年5月に就農し、温州ミカンと文旦を栽培している浅浦良太さんを紹介します。
浅浦さんは京都生まれの京都育ち。関西圏の大学に進学し、卒業後は以前から興味を持っていた「ミカン」で就農するか、就職するか迷っていましたが、就農するには一定の自己資金が必要ということを知り、自己資金を貯めてから就農しようと民間企業に就職しました。
就職後は、インターネット等で就農に向けて積極的に情報収集を行い、給料をもらいながら農業に携わることができる「地域おこし協力隊」制度に関心を持ち、全国各地の協力隊の情報に目を通していました。
その中で、「山北みかん」で有名な香南市が募集している協力隊に目が留まりました。業務内容はみかん農家への新規就農を目指して一連の作業を学び、みかんの普及やＰＲ・イベントの開催・販路の開拓でした。
無事に協力隊に採用が決まって、2018年5月に香南市に移住しました。三年間の任期中、ＪＡで露地みかん部会長を務める農家の下で栽培技術を学び、また、山北みかんジュースをＰＲする動画の作成や、東京や千葉で販促活動を行いました。
現在は、温州ミカン80㌃とブンタン17㌃を露地で栽培しています。
浅浦さんは、「高知には一度も行ったことがなく移住に多少の不安はありましたが、香南市のみなさんは本当に良くしてくれました。今後は規模を拡大していきながら、早く一人前のみかん農家になりたいです」と話してくれました。
香南市就農相談窓口
香南市担い手育成総合支援協議会（香南市農林水産課:0887-50-3015）
香南市産地提案書