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Announcement

四万十市西土佐総合支所産業建設課

【四万十市 西土佐】放棄農地に栗

2023.02.16

 こんにちは。

 四万十市西土佐総合支所産業建設課の谷崎です。

 四万十市はたまーに少し暖かい日があったり、かと思えば次の日かなり冷え込んだりと寒暖差が激しいときがあります。

 春が近づいている証拠でしょうかね。春が待ち遠しいです(´Д`)

 

 さて、四万十市に限らず全国的な課題ではあると思いますが、農家さんの高齢化や後継者不足などの原因により田んぼや畑での農作業が困難となり、手つかずとなってしまった田んぼや畑が増えてきています。

 その課題の対策の1つとして、四万十市では農作業を行なえていない田んぼや畑を栗へ転作することを推奨しています。

 では、なぜ栗なのか?

 それは栗は生産の規模などにもよりますが、お米や他の農作物と比較しても農作業に要する労力は少なくて済むとされているからです。

 とはいえ、より良い栗をより多く生産しようと思えば、それだけ多くの栗の木を入念に手入れ、いわゆる「剪定」をする必要があります。

▲栗の木剪定の様子

 この剪定も、どれでも好きに木の枝を切って良いものではなく、知識や切り除く枝を見極める力が必要です。
 (どの枝を切るべきなのか、正直なところ私も全然わかっていません…。)

 そこで西土佐地域では、栗の生産者さん達から構成される「栗部会」というグループがあり、例年この栗部会の皆さんによる栗の木の剪定作業を請け負う活動をしています。

 熟練の栗生産者さんや関係機関の皆さんが作業にあたってくれるので、栗の生産を始めたばかりの人でも安心です!

 また四万十市では、栗の苗木の購入や栗をこれから植えるための畑作りにかかる費用の一部を補助する活動も行っています。

 

 西土佐地域で栗に特化した生産者になるのも良いですし、他の主要な農作物と並行して栗を生産するのも良いのではないでしょうか(^^)

▲栗実証農園

 

〇四万十市ホームページ

〇四万十市西土佐農業公社