宿毛市産業振興課

2023.04.11

こんにちは！
一般社団法人スタートアグリカルチャーすくもの新井田です。

収穫を待つ小夏🍋

宿毛市内では小夏の収穫が最盛期を迎えています🍋小夏はほどよく甘味と酸味が調和しており、すっきりさわやかな香りと食味が魅力のフルーツです。さわやかな甘みの果肉・たっぷりの果汁・独特の食感のやわらかな甘皮・・・。この3つを同時においしく食べられる小ぶりな黄色のみかん、それが「小夏」です。

小夏という呼び名は高知県独自のもので、愛媛県では「ニューサマーオレンジ」、宮崎県では「日向夏」、静岡県では「ニューサマー」などと呼ばれています。はじめての方がビックリする一番の特徴は、クルクルと回しながら外皮をむき、串きりにして甘皮ごと食べるところ😲白い甘皮には栄養がたっぷりで、これは高知県民が考えたおいしい食べ方なのです。

小夏にはクエン酸、ビタミンC、βカロチン、ビタミンB1やビタミンB2が豊富に含まれています。また、内側の白い皮には食物繊維が多く含まれています。これらは他の柑橘類にも含まれてはいますが、普通捨てられがちな筋と皮には、果肉部分の4倍のペクチン、ヘスペリジンが含まれているので、皮と種以外は丸ごと食べられるという小夏は最も効率的にかつおいしく機能性成分を摂取できる柑橘類といえるでしょう。