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四万十町本庁農林水産課

【四万十町】協力隊日記Vol.14 はじめてのこんにゃく作り

2023.12.20

こんにちは。四万十町地域おこし協力隊 横田です。

 

今回ははじめてのこんにゃく作り。

写真ではうまく大きさが伝わりませんが、これどうやって土の中から掘り起こすの?ってくらい大きなこんにゃく芋で30cmくらいあります。

たねいもを植えて秋に収穫して春にもう一度植えて・・・を繰り返し3年。

こんにゃく作りに適しているのはこの3年生で、また低温に弱くて腐りやすいこともあり、収穫してから次に植えるまでの保管も難しいそうです。

よくここまで大きくなりましたねー笑

 

 

まずは厚さ1cm程度にカットして、ひたすら煮ます。直火の火力でも1時間弱くらい。

 

 

ゆで汁と一緒にミキサーにかけて・・・

 

 

手で丸めて・・・

 

 

またひたすら煮ます・・・・

 

こんにゃく芋は少しかじっただけでも口の中がピリピリするほどの強烈なえぐみがあるそうで生ではもちろんジャガイモのようにそのままゆでたり、焼くだけでは食べられません。

えぐみを中和して取り除くために必要なのが灰汁で、は・・・・灰???なんて思ってしまいますがこんにゃくを固める働きもするそうです。

誰が最初に発見したんだろう・・・

そのままでは食べれないものを食べれるようにする知恵には本当に驚かされますね。(現在では炭酸ナトリウムなどが使用されています)

 

 

アクが強いため、さらに二度湯掻きします。時間にして15分くらい。

 

そしてようやく完成!!

こんにゃく芋の栽培に3年以上かかり、そこからこんにゃくになるまでもなかなかの道のり・・・・

こんにゃく・・・なかなか手強いな笑

 

 

食べてみると今までのこんにゃくはなんだったんだってくらい本当に美味しい!

ゆずのポン酢と食べると・・・もうたまりません笑

今回もまたひとつ貴重な経験をさせて頂きました!

 

PS.普通に売られている、こんにゃくの黒いツブツブ・・・ひじきって知ってました?! 私は今回初めて知りました。

あるこんにゃくのメーカーが生芋こんにゃくに似せるために入れたのが始まりだそうです。

いやーーまたひとつ勉強になりました。

 

 

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