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【就農者インタビュー①】安芸市 宮﨑武士さん(40歳) 2/2

2021.06.16

安芸市赤野地区でナスのハウス栽培をしています。
29歳の時、長距離トラック運転手から農業の世界に入りました。
2年間、ナス農家をしていた義父のもとで研修し、3年目に独立、今では54アールまで面積を拡大しました。

 

 

高知県は園芸ハウスが盛んで、高い技術力を誇り、ナスは全国トップの出荷量で、安芸市はナスの産地です。
高知県のハウス園芸は、限られた面積の中でいかに収量を上げて稼ぐかということを目指して、さらにその技術を高めるための技術の向上に力を入れています。
作物の生育にとって一番良い環境にするために、ハウス内の温度や湿度、二酸化炭素濃度等を数値化しコントロールする「環境制御技術」の導入も進められています。

 

私も環境制御技術の導入により、導入前と比較して115%の収量を上げることができました。
投資も必要になりますが、経営開始当初に活用した「農業次世代人材投資事業(開始型)」の補助金があったことで無理なく導入できました。
今後は1haへ規模拡大することを目指し、法人化も視野に入れています。
販売先は主にJAで、労働力は、常勤2名、非常勤1名、外国人2名です。
今は、就農希望者の受け入れもし、技術を教えて、独立に向けた支援もしています。
今後も就農希望者の支援をしていきたいと思っています。

「安芸市 ナス 産地提案書」

【就農者インタビュー①】安芸市 宮﨑武士さん(40歳) 1/2