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【よっしーの初耳農業】 クラインガルテンもとやま ~少し違った形の農業体験~

2021.10.11

クラインガルテンもとやまからの風景

以前、高知県内に2カ所あるクラインガルテンの内、「クラインガルテンしまんと」を紹介させていただきました。
今回は高知県北部、嶺北地域の本山町にある「滞在型市民農園クラインガルテンもとやま」について紹介します。
「クラインガルテンもとやま」は絶景の景色を見ることができる山の中腹の開けたところにあります。
ここで朝を迎えたら、さぞ気持ちがいいだろうと思える素晴らしい場所に約42㎡のラウベ(建屋)10棟があります。
※残念ながら「クラインガルテンもとやま」は(令和3年10月10日現在)空きはないそうです(≧o≦)

 

谷越に見たクラインガルテンもとやま

 

計画当初は団塊の世代に焦点を当てていましたが、現在は30代をターゲットとしたプロモーションを行い、町内での2段階移住を提案しているそうです。実際、この「クラインガルテンもとやま」で暮らした後、町内に移住された方がいるという話も聞かせていただきました。「クラインガルテンもとやま」で実際に生活をし、本山町を中心とした嶺北地区が気に入れば移住するという方法は、ここでの生活を十分理解したうえで移住を決めることができるので移住検討者にはリスクの少ない良いシステムだと思いました。

 

 

 

取材を進めていると、ここでの生活を満喫している方のお話を聞かせていただくことができました。
その方は定年退職をされた県外の出身の男性の方でしたが、本山町のブランド米「土佐天空の郷」に惚れて、クラインガルテンもとやまに住むことを決意されたそうです。
今では、すっかり本山の人(本山町ファン)になっており、本山をもっともっとPRして多くの人に本山の良さを知って欲しいと言われていました。

今年、初めて野菜作りに挑戦したその男性、「野菜はウソをつかん。手を抜けば手を抜いたものしかできんし、手をかけたら、それに応えてくれるものができる」という話をしてくださいました。そして、畑を指しながら「レタスもきれいにできよったけど、雨でダメになり、ナスも雨で肥料が流され、その後の世話をせんかったき、でひどい状態になった」と言っていました。

 

しかし、そんなことにめげることなく、「今はこの地域の高齢者の方々ができることはないか?、カブトムシやクワガタムシはどうやろうかと思うて育てゆう」と温かい笑顔で話してくれました。この方の生活にも本山町の山々の景色同様、ゆったり・まったりとした里山の時間が流れているように感じました。

このような暮らしに興味のある方は「滞在型市民農園クラインガルテンもとやま」をご参照ください。
ラウベのきれいな内装も見ることができますよ(^o^)

近辺の風景

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