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四万十市中村🍅トマトのポット栽培(実生苗・接木苗って?編)

2021.09.02

こんにちは、「四万十市 農林水産課 農業振興係 地域おこし協力隊の谷本」です。

四万十川の水を使ってトマトポット栽培している四万十農園あぐりっこから

今回は、前回トマトの定植編で使われた実生苗接木点滴かん水をご紹介します。

 
 

【定植】苗床から栽培する最終の場所に植えること。

 
 

 

 

 

ℚ.この二枚の写真

どちらが実生苗(みしょうなえ)

どちらが接木苗(つぎきなえ)でしょうか?

 

 

 

 

   

 

 

 

✨正解はこちら✨

 

接ぎ木をして

接ぎ木クリップのあるの方が接木苗

種から育った苗が実生苗です

 

 

写真で見比べてみると

実生苗の方にはクリップが無いのがわかりますね

(スマホの方は画像拡大して見比べてみてください📸)

 

 

 

接木苗は

クリップより穂木ほぎ)

根のあるの方を台木(だいき)といいます

2021年の今年から

四万十農園あぐりっこに新導入の接木苗は

台木にBバリア(根の張りがよく青枯れ病に強い耐病性を持つトマト用台木)

穂木にフルティカを使っていて、接木苗、実生苗共に栽培している品種はフルティカなんです。

同じフルティカでも苗は接木苗と実生苗。この二種類の苗がこれからどのように育っていくのか

成長過程に違いはあるのか?これからのトマトの成長が楽しみですね✨

 

 
 

🍅フルティカトマトとは🍅

【糖度が高く、深みのある赤い果肉が特徴で、皮は薄く柔らかくみずみずしいのに

果肉がしっかりしているのでかぶりついても汁が飛びにくいフルーティーな味わいのトマト】

 
 
 

 

そんなトマト達の成長に欠かせない水や肥料は、点滴のようにポタポタと少しずつ水を浸透させる

点滴かん水。

 
 

【かん水】作物に水を与えること

 

かん水方法の中でも

ポット一つ一つにその日の天候やトマトの状態に合わせた水と肥料が

パイプから四分岐のチューブへと通り無駄なく、ムラなく与え

トマトにとって最適な環境を作ってくれるので

点滴栽培を取り入れています。

 

 

         

 

 
  〔動画で見る点滴かん水〕  

 

 

🍅今回は実生苗と接木苗の違い

点滴かん水のお話でした🍅

 

 

次回は

記事を発信している

四万十農園あぐりっこ

どんな施設なのかをご紹介します。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます🍅