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【四万十町】農家研修生紹介 髙取 眞一さん(56歳) (1/2)

2021.11.01

こんにちは!
四万十町農林水産課の竹本です。

四万十町では現在、農家を目指す方を対象とした専業農家研修生を6名受け入れています。
今回はその中の1人、髙取 眞一さんにフォーカスを当てて紹介します!

 

髙取 眞一さん

髙取さんは、兵庫県出身で現在56歳。40代のころ、当時の上司にいただいた「仁井田米」をきっかけに四万十町を知り、興味を持ったそうです。
もともとお米が大好きだった髙取さん、初めて仁井田米を食べた際、「これはうまい!」「こんな米がずっと食べられたら……」とその味に感動したそうです。
そして、このお米をいつか自分で作ってみたいと就農を考え始めました。

想いは高まり、50歳のころに農業を始めるために会社に退職を懇願したものの、会社側から引き止められてしまいすぐには動き出せなかった様子。
そんな状況でも2013年から「こうちアグリスクール」や「こうちアグリ体験合宿」へ参加して知識や経験を深めていきました。
また、独自にネットや書籍を活用して水稲栽培に関する勉強をするなど、お米に対する情熱は冷めることはありませんでした。

更に、新農業人フェア(大阪)や高知暮らしフェア(大阪)などにも何度も積極的に参加し、移住・就農へ向けた相談を重ねたことで、高知県や四万十町との関係も深まっていきました。

そうした地道な努力や関係づくりを続ける姿勢が町内法人社長の心を打ち、研修の受入が決定します。
また、入念な準備が実を結び、移住・研修の準備に取り掛かった際には、コロナ禍ではあったものの、就農コンシェルジュや関係機関のサポートを受けながらとんとん拍子で話が進んでいきました。

そして、令和3年3月に勤めていた会社を退職、4月下旬には四万十町へ移住し、5月1日からいよいよ農家研修が始まりました。

 

さて、夢にまで見た四万十町での米作りは順調にできているでしょうか?
第2回では研修中の様子についてご紹介します!