芸西村産業振興課
2021.11.11
芸西村西分地区でナスのハウス栽培をしています。
27歳まで5年間公務員として働いていましたが、自分自身の適性に合っていないことや、農業は自分がやってきたことや努力が直接形となって返ってくる仕事であると興味を持ち、公務員を辞め農業の世界に飛び込みました。
就農する前には2年間の研修を受け、最初の3ヶ月は「高知県立農業担い手育成センター」で栽培経営に関する基礎、農業機械の操作整備などの研修を受けました。その後1年9ヶ月は先進農家で、地域で行われている実践的な栽培管理技術などを学び、また、地域の生産部会などで情報収集や研修生としての認知度を上げるため積極的に参加しました。生産部会の先輩農家の方々は優しく、色々な話が聞けて良かったです 。
2年間の研修を終え、8月から新規就農者として就農しました。
就農に必要なハウスは、研修先農家を通じて地域の農家から譲り受けることができました。また、農地や農機具などについても借りることができたので、初期費用を抑えることができました。
一から農地やハウスを探すには大変なことですが、研修中に生産部会などに参加し地域の農業者と繋がりができたことで、研修中に探すことができ恵まれていたと思います。
8月下旬には研修先の農家、友人に手伝ってもらい、無事に定植作業を終えることができ、まずは一安心しました。今後は病気にならないか心配ですがまもまく実が採れ始めますので、しっかりと防除をしていきたいと思います。
定植から約1ヶ月初めての収穫。出荷できるほどの量は収穫できませんでした。
これから来年6月末まで栽培管理、収穫作業が続きます。
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