2021.09.22
こんにちは、「四万十市 農林水産課 農業振興係 地域おこし協力隊の谷本」です。
四万十川の水を使ってトマトをポット栽培している四万十農園あぐりっこから
今回は、四万十農園あぐりっことは
どういう施設なのかをご紹介します。
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四万十農園あぐりっこは
農業の経験はないけれど、
農業を仕事にしてみたい。
でも本当に農業ができるのか不安…。
そんな不安を
トマトのポット栽培技術のほか機械の使い方や経営の方法や簿記など、さまざまな知識を得て
あなたの本気で農業をしたいという思いを実現するための研修施設です。
✨高知で唯一✨四万十農園あぐりっこで
栽培しているトマトのポット栽培とは
1ℓくらいのポットで一苗ずつ栽培する方法です。
病害リスクの抑制、管理、作業効率や
下の写真のように収量、労働力によってポットの位置を変えれるなどのメリットがあります。
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研修期間は最長2年あり、あぐりっこ指導員や同じ敷地内に
営農指導相談窓口があるので分からない事があれば相談することができます。
1年目は研修ハウスで修業。
2年目はハウス一棟を基本自分で管理します。
トマトを育てるための管理、収穫技術、病気や虫害の対処法など
自らが考えて実践し、分からない事があれば聞いて学び
自らの栽培知識や技術を理解、再確認し
就農後を想像しながら実践形式での研修となります。
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栽培研修用ハウスは6棟あり
1棟あたりの面積は1504m2。
端から奥がみえないくらい広いです。
6棟で9024m2
サッカー場の大きさが約7000m2なので
6棟全部でそれよりも一回り大きな面積です(2022年ワールドカップ頑張れ日本⚽)
畳だと18000畳分!
18000人が集まって布団を敷いて寝ても大丈夫なくらいの広さがあるんです。
【動画で見るハウス内】
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2年の研修後は独立です。
農業で独立していくにはその地域を理解し
住民と打ち解けていくことや
更に広範囲にわたる知識や技術が必要になってきます。
研修を受けた人が数年後に独立し、
今度は研修生を受け入れることもあるかもしれません。
このように知識や技術と共に志も伝承されて
新たに農業を生業とする人が誕生していくかもしれませんね。
🍅今回は、四万十農園あぐりっこ研修センターの施設紹介のお話でした🍅
↓もっと四万十農園あぐりっこのことを詳しく知りたい方はこちら↓
次回は誘引をご紹介します。
最後までお読みいただきありがとうございます🍅