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【四万十町】専業農家研修生 髙取 眞一さん 56才(2/2)

2021.11.15

こんにちは!
四万十町農林水産課の竹本です。

四万十町の農家研修生紹介第2回目となる今回は、高取さんに農家研修中の様子についてお話を伺いました。
※第1回はこちら

令和3年5月1日から「一般社団法人四万十農産(四万十町影野)」にて農家研修を開始した高取さん。
研修では主に水稲や生姜の年間を通じた栽培・管理方法について学んでいます。

研修開始後、さっそく機械を操縦する機会もあり、初めは苦労したものの持ち前の器用さで感覚を掴み、すぐに乗りこなすことができた様子。
土づくりや定植準備など様々な作業を通じて、イチから始めるモノづくりの大変さを実感したそうです。
初めての経験ということもありますが、自然を相手にした作業は一筋縄ではいかないため、自分の中で理解して落とし込んでいくのはとても苦労しました。

その後は草刈りや防除作業などを経験し、苗も緑の時期を過ぎ、黄金色に育ちました。
9月に入るといよいよお米の収穫が始まり、広大な面積の田んぼを機械を乗りこなしながら刈り取りを行っていきます。
自分で栽培・収穫した新米のおいしさはやはり格別!
知り合いの方にもふるまって喜んでもらえたことはサラリーマンでは味わうことのできない貴重な経験になったようです。

 

水稲栽培は機械化が進んではいるものの、やはり肉体労働となる部分も多く、これまでの仕事では使ったことのない筋肉を使い、毎日ヘトヘトになりながらも充実した日々を過ごされています。
そんな高取さんに毎日の楽しみを聞くと、研修の汗をお風呂で流し、おいしい食事とビールを楽しむことだそう。
移住前の大阪では決してできない経験を全身で感じているようです!

 

 

研修や地域の方との交流を通じてだんだんと農家の顔つきになってきた高取さん。
研修終了後には四万十町の地域農業の担い手として活躍される姿を期待しています!

高取さんは11月21日(日) 13時からの「こうち就農Liveセミナー」に参加されます。
高取さんの生の声・感想などを聞きたい方は是非、ご視聴ください。