地域の情報発信

Announcement

いの町吾北総合支所産業課

【いの町】《おらが地域の公社自慢》

2022.11.02

高知県内の地域自慢の公社や施設を「高知県の方言で紹介」するシリーズの第5回目!
今回は高知県吾川郡いの町にある農業公社「公益財団法人いの町農業公社」をご紹介!

 

「日本一の清流、仁淀川の支流が流れる土地」

 高知県の真ん中に位置しちゅう「いの町」は、北は石鎚山系の山々、南は高知市に隣接しちゅう南北にながーい町なが。水質日本一に選ばれた清流「仁淀川」の支流が流れる土地やき、研修生が「いの町で農業をやっちゃろう」という決め手が、まさに『水』と言うことやね。農業公社がある「いの町吾北地区」は、園芸地帯から離れちゅうき、病害虫の発生が少ない。作物を育てるのに適しちゅうがよ。

 

「吾北地区の農業と6次産業」

 吾北地区の農業は露地野菜が多くて、『道の駅633美の里』などで直販もしゆう。お茶とか山菜も採りよって加工品も作りゆうし、販売もしゆうで。この取り組みは6次産業ゆうて農家さんの収入を向上していく、こじゃんとえいやりかたながよ。1次産業(農業)×2次産業(加工)×3次産業(販売)=6次産業とはようゆうたもんやね。

 施設園芸では「イチゴ」「ニラ」「シシトウ」なんかが多いねぇ。吾北地区は中山間地の狭い農地が多いき、狭い面積で多くの収穫ができる農作物が好まれちゅう。山の斜面も有効に活用して「ユズ」や「スイカ」の栽培らぁもされゆうね。

 『道の駅633美の里』で売りゆう新鮮な野菜や果物、加工品はファンが多いき、県内外から立ち寄るお客さんも多いがで。

 

「いの町農業公社って、なにしゆうが?」

 いの町農業公社は『地域営農総合コーディネーター』として、「田舎と都市」「農家と消費者・販売者」を結び付けるパイプ役と、農業の情報を農家さんに提供していくスピーカーの役目を持っちゅう。具体的にどんなことをしゆうか紹介するきね!

●農業経験がのうても大丈夫!ゼロから始める農業研修!

 農作物の栽培のやり方から、収穫、経営などの農業の基本が、少人数でしっかり学べる研修施設ながよ。やき農業経験はなくてかまんが。研修中は給付金もあって最低限の所得が保証されちゅうき安心で。(※一定条件があります。)

●名珍菜誕生!?実証試験栽培

 

 JAや農業振興センター、農家、販売者と連携して新しい作物や実証試験栽培の情報などを広く提供しゆうよ。おしりがプクっとした形の「ひょうたんカボチャ」、ゆでると果実がそうめん状になる「そうめんカボチャ」などは『ごほく名珍菜』と呼ばれよって、ここから生まれたがやねぇ。他にもイチゴや葉ワサビ、ニラ、柚子などの実証栽培をやりゆうよ。

●地域の実情にあった多品目の苗を供給

 狭い面積で多くの収穫量があるニラや、春期に高い収益力がある葉ワサビなど、中山間地域の農業スタイルにあった苗をJA出荷や直販用に生産しゆうよ。

●各種営農相談や支援

 簡易的な土壌検査や病害虫の診断、作物品種の情報、簿記、販売マネジメントなんかも色んな指導してくれる機関と連携して相談や支援をしていきゆうよ。

●農地有効利用のご相談

 いの町農業委員会や高知県農業公社と連携して、農地の貸借や売買の相談も受けゆうよ。農地とか農家さんには一定条件があるけんど、公的機関が間に入るき、農地を貸したい(売りたい)人も借りたい(買いたい)人も安心やね!

 

「いの町農業公社のホープ!?」

 今年1月から、いの町農業公社の新しいクルーとなった本田さん。吾北地区の農業を支えるべく、若き次期主力のホープが日々奮闘しゆうが…?

 次回、『本田さんの自己紹介』をアップ予定! 待ちよってよ。

 

〇公益財団法人いの町農業公社 ホームページ
https://ino633.wixsite.com/kousya

<問い合わせ先>
〇公益財団法人いの町農業公社事務局(いの町吾北総合支所産業課内)
TEL:088-867-2313  FAX:088-867-2777
メールアドレス:y-kawasaki@town.ino.lg.jp

【過去に掲載された「おらが地域の公社自慢」はコチラ↓】
【四万十市 西土佐】
【宿毛市】
【四万十市 中村】
【黒潮町】